しんどき働き方から抜け出すには「僕たちはいつまでこんな働きかたを続けるのか」

  • しんどい
  • つらい
  • 給料があがらない

働いているひとは、誰しもこう思うんのではないでしょうか。

かくいう僕もそうです。

転職すればいいのか、独立すればいいのか、業務改善を進めればいいのか。

色々、対応策もありますが、もっと根本的な問題があると提起したのが、この本。

働きかたにしんどさをかんじてる人におすすめです。

僕たちの「給料」は、なぜその金額なのか?

第一章は、こんな問いかけから始まります。

こんな問いかけに、そうそうすぐに答えられる人はあまりいない。

この本では、どう給料が決まっているのかを説明してくれます。

給料は「明日も同じように働くために必要な経費のみ」

必要経費とは例えば

  • 食費(翌日も同じように働くためには、食事をとらなければならない)
  • 家賃(一日の体力の消耗を休ませるため)
  • 洋服代(毎日同じ服を着て過ごすわけにはいかない)
  • 遊ぶお金(ストレス解消のため)

このような労働者に、翌日も働いてもらう必要な経費が、積み重なったものが、給料になっていると言っています。

なのでよく言われる「努力量」「成果」は給料の基準を決める要素には入っていないということになるわけです。

年を取ると、家族ができたり、子供ができたりすると、個人の必要経費があがる。

年を取ると病気のリスクもあり、医療費だってかかる。

なので年を取ると、必要経費があがるという意味で、年齢序列で給料が上がっていく。

年齢の高い人が「俺は頑張ったから給料が上がったんだ」というのは、鵜呑みにしないほうがいい。

給料が上がったというのは、そういった仕組みがあるから。

いくら仕事ができない40代でも、必要経費があがれば、給料は上がるんですよ。

協力性もないくせに、のさばってる老害の給料が高いのはそのせい。

あいつらは自分の人生が苦なく乗り切れればそれでいい。

じゃあ自分達はそんななか、このような給料があがらないという状況のなかで、どう考えて行動していけばいいのか?

「自己内利益」というかんがえかた

自己内利益とは

これは企業の利益を増やしていく考えと同様で、個人の利益を増やしていこうという考え方です。

計算式にすると、

年収・昇進から得られる満足感 - 必要経費(肉体的・時間的労力や精神的苦痛)自己内利益

年収1000万円を稼いでも、この必要経費が高いと、自己内利益が少なくなってしまうと損をしてしまいます。

例えば医者とか、高給だけど、この必要経費が高くなると、損です。

いくら稼いでも体を壊してたり、家族崩壊などにもつながってしまいます。

ではこの自己内利益をどう増やせばいいのか?

まず「積み上げ」によって土台を作り、その土台の上でジャンプする(P232)

「将来の土台を作る仕事」というのが大事。

対照的に、土台を作ることを考えずに、残業したり、営業ノルマを達成しようとがんばるのは「あとに残らない努力」

ひたすらに頭を下げる飛び込み営業や、マニュアルに従っただけの携帯の販売員や単純作業などこれにあたります。

「将来の土台を作る仕事」であれば積み重なってきた土台をつくることができ、土台に登れば、高いところに少し手を伸ばせば届きます。

例えば、

100の仕事をしようとするとき、

100の仕事の内、80を積み重ねてきた土台でこなせれば、あとは20の労力で仕事を完了できる。

こうなると上記の必要経費(肉体的・時間的労力や精神的苦痛)が減り、自己内利益が増える。

なのでいかに費用をかけずに、自分が楽をできるかを徹底的に考えるべき。

しかし積み重なった土台がなければ、毎回「高いところをめがけて全力でジャンプする」ということが要求される。

ひたすらに頭を下げる飛び込み営業や、マニュアルに従っただけの携帯の販売員や単純作業がこれ。

思考停止じゃだめなんですよ。そんなの機械でもできますし。

なので目先の仕事で自分の土台をつくれない仕事はやめるべき。

給料自体もあがらないし、自分の生活は年齢とともにきつくなる。

だから、目先のものではなく、長期を考えるべき。


以上でした。

正直、「入社〇年目の教科書」より、これから働くという若い人も読むべき本だと思います。

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