昇進すると無能になる!?『ピーターの法則』の紹介。

今回はピーターの法則という階層社会を焦点に当てた本を紹介します。

ピーターの法則を一口に説明するとこのようになります。

「組織において人はおのおのその無能レベルまで昇進する」。




無能の例(教育次長としては無能)

ではどうして人はそのように無能になってしまうのか、引用して紹介しましょう

少し長いので太字のところだけ読んで、読み飛ばしてもらっても良いです。

R・ドライバーの例ですが、学生、教師、教科主任、教頭、校長と、それぞれの地位で有能ぶりを発揮した彼は、教育委員会の次長ポストに昇進しました。

校長時代は、教育委員会の方針を汲み取り、学校現場で実行に移すだけでよかったのですが、教育次長となった今は、教育委員会の方針決定に参画するのが仕事になりました。

しかも、その手続きを民主的に進めなくてはなりません。

しかしドライバーは、「この民主的な手続き」というのが大嫌いでした。

自分は教育のプロだというプライドがあります。

委員たちを前にして、教壇に立った教師のように講釈を垂れたかと思えば、職員を意のままに動かしてきた校長時代のように教育委員会を牛耳ろうとしたものです。

委員会はいまや、ドライバーを無能な教育次長と見ています。彼に次の昇進はありません。(P33)

長くなりましたが、つまり、

ドライバーは校長としては有能だったけど、教育委員会の仕事では力を発揮できず無能になってしまったというお話です。

頑張って仕事をすれば昇進は続く……。

ですが、昇進は仕事ができなくなるところで止まる。

そうなると仕事ができない無能な上司ができます。

皆さんの会社で働いているときに、「上司が無能だ!」「上の人間は無能しかいない!」みたいな感じで嘆いてしまうことがあるかと思います。

それは、おそらくこの法則が働いていて上司が無能になっているのだと思います。

そして、ピーターの法則は自分達にも適用されてしまうので、それをどう対処していくべきなのかもこの本では言及しています。

そういったなかでどう立ち回っていくのを考えることが、ピーターの法則を知る意義です。

こんな感じで様々な無能の例が出てきて、何故、無能が生まれてしまうのかが書かれています。

組織の思惑や都合で決められる昇進

一重に昇進といっても、様々な種類の昇進がある。

その昇進は組織の思惑や都合で決められていることだったりします。

昇進といえば、聞こえはいいですけれども、ピーターの法則ではそれを暴くことができます。

なので、「何故、あの人が昇進したのか?」ということをより考えることができるでしょう。

創造的無能のすすめ

表紙にも書いてありますが、本書の最後の方では「創造的無能」のすすめという考え方が書いてあります。

「組織において人はおのおのその無能レベルまで昇進する」ということは、私達も無能になる可能性に晒されている……。

そのなかで、どうすればいいのか。

そんなときに役にたつのが「創造的無能のすすめ」です。

是非、読んでみて試してみて下さい。


以上です。

会社で働くのに役立ってくれる本なので、おすすめです。

 

 

 




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